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| 3月25日に行われた平成15年度大学院歯学研究科学位記授与式で、日本大学経済学部教授であり、名門日本大学ゴルフ部ヘッドコーチでもあられた佐藤文宏先生に本学歯学部より博士(歯学)の学位が授与された。 学位論文「ゴルフスイングに及ぼす噛みしめの影響」指導教授・柳澤慧二。 佐藤先生がゴルフと咬合力の関係について研究を始められたのは7年程前。その頃はまだスポーツ歯学は盛んでなく、マウスピースについて研究こそ行われていたが、咬合力とスポーツ、特にゴルフとの研究はほとんど進められていなかった。佐藤先生はかねてから親しい本学歯学部の新井高教授に相談。新井教授を通じて柳澤慧二教授も快く受入れを承諾され、佐藤先生の研究がスタートした。 「まだ、誰も研究したことのない分野でしたから、まず、測定機械をつくることから苦労をしました。データを取れるようになるまでに5年かかりました」と、佐藤先生。測定はスイング前とスイング時に咬合筋などの筋電図を取るものだが、測定時に電磁波などのノイズが入らないように、データ測定は本学生理学教室で塩澤光一助手の指導のもと行われた。「講義の妨げにならないように、夏季休暇などの時期に行っていましたから、閉めきった教室の暑さが今でも印象に残っています。初心者の被験者には院生の方にも手伝っていただきました」と、研究を振り返る。ゴルフのスイングと咬合力をテーマにした佐藤先生の論文はスポーツ歯学という分野の試金石として、これからのスポーツ指導法に大きな影響を与えるだろう。 「鶴見大学は先生方が親切ですし、大学も家庭的な感じでいいですね。スポーツ歯学という分野で学位をいただけたことにたいへん感謝しています。歯科医師だけでなく、こうして学際的ないろいろな分野で研究を受け入れられていることは、これからの歯学の発展にも大切なことだと考えます」と、本学の感想を述べられた。 |
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