昨年12月、本学のクラブ活動を学生が自主的に統括する組織、
「鶴見大学・鶴見大学短期大学部課外活動公認団体連合会」が発足した。
 これによってクラブ活動、学生生活はどう変わるのだろうか。
現在の会長らが集まり、発足までの経緯から今後の展望までを語り合った。
コーディネーターは、全学学生委員長・前田伸子教授と藤澤文有学生課長。

 

前田伸子教授藤澤 始めに、連合会の設立についてですが、課外活動はもともと学生の自治組織である学友会の下部組織として文化部連合(文連)、体育部連合(体連)それぞれが活動していました。
 平成8年に学友会が活動を停止し、以後自立した形で文連・体連の役割が拡大してきました。
 さらに、ここ数年は文連・体連を統合し、全体で課外活動に係るさまざまな問題を解決していこうという考えが生まれ、運営上必要な規程を検討する総則委員会を足がかりとして、今回公認団体連合会ができたわけです。
松本 学生の方も、紫雲祭、特にイベントへの協力をきっかけに、歴代の先輩方がクラブ活動や紫雲祭、新入生歓迎オリエンテーション等で、大学とのパイプ役として色々な形で携わってこられたのですが、それは学友会とは違って大学から公認されたものではありませんでした。そのためさまざまな不都合がありましたが、ようやく連合会という学生自らが大学とのパイプ役となり、学生の意見の集約を担う組織を作ることができました。これからは連合会が大学側との折衝窓口としての役割を担っていくつもりです。
前田 以前はどんな不都合なことがあったのですか?
山口春花さん山口 例えば、未公認のサークルをどう扱うかとか、部室の再配分をするときの基準をどうするかとか、学生が何か考えて決めていこうというときに必ず学友会会則というハードルがありました。
 学友会はすでに機能していませんでしたし、一部のクラブ活動に関することでわざわざ全学生を集めて承認を得るというのも非現実的だと思われました。
藤澤 新入生歓迎オリエンテーションの実行委員や紫雲祭実行委員は特に組織として動かないと自分たちの意見も反映されないので、学生課と一緒になって動けるような、学生を代表する組織の必要性をより強く感じていたのですね。
 現在はどのような活動をしているのですか?
山口 5月の総会(団体会議)は無事に終わりましたが、もっと連合会の認知度を上げていかなければと思っています。
 いままでは役員も知り合いのつてを頼って集めていたところもあるのですが、役員選挙を行い、一部に偏ることなくみんなの連合会にしていきたいと思っています。

 
 

学生たちの意見・要望を集めるために必要な事とは

 
 

藤澤 学生からの意見や要望を集めて、大学に伝えるというのも連合会の大きな役割ですが、何か要望は出ていますか?
田口 一番大きいのは施設の問題です。部室棟が古くなっていて、壁にひびが入っていたり、ドアが壊れていたり、音楽練習室からの音漏れがひどくて何とかして欲しいとか、いろいろ。
 本当は部室棟を建て直してもらいたいんです。
藤澤 部室棟のようなものを新たに建てるのは、なかなか困難なことだと思いますが、こういった学生の要望に対して、連合会が窓口となって大学とのコミュニケーションができたらいいですね。 
前田 そういった要望をどんどん言ってきてください。今はどのようにして意見や要望を集めているんですか?
佐藤奏子さん佐藤 団体会議で言ってもらったり、あとは直接役員に言ってもらうか、学生課に届いた意見がくるとかです。
山口 目安箱みたいな投書箱は設置しようと思っています。設置場所の問題はありますが。みんなが認知してくれる場所に置かないと意味がないですから。
前田 連合会室みたいな場所はないんですか?
松本 ないんですよ。あれば要望などもいつでも言ってもらえると思うんですが。でも、まだ部室がなくて順番待ちの団体もありますから、そちらが優先でしょう。
藤澤 部屋がすぐには無理なら、連合会のホームページを作るとか。いつでも質問、要望を受け付けますという形で。
松本 それがあったら本当に便利ですね。いつでも意見がもらえますから。
佐藤 部室棟に学内LANが引かれたらなお一層効果的ですよね。一般の部員からいつでも相談が受けられますから。
前田 いいですねえ。ぜひ、実現させましょうよ。

 
 

学生みんなが参加できる企画を実現したい

 
 

藤澤 文連、体連として今後やっていきたいことはありますか?
佐藤 文化系の中には一般の方にも見ていただけるイベントを開催している団体もあります。でも、広報が不充分で、あまりお客さんが入らないケースも多いんです。 そういう時に広報のお手伝いといいますか、学校側に何かお願いをする時の窓口になれればと思っています。
 ホームページを持っている団体も多いんですが、大学のページにリンクを貼っているのはほんの一部です。どうすればリンクを貼れるのかわからないんだと思います。そんな相談にも乗れればと思います。
田口聖岳さん田口 紫雲祭実行委員をしていた時に、紫雲祭の初日に体育館が空いていると知って、体育祭的なイベントができないかと提案しようとしたことがありました。
 その時は実現しなかったのですが、体育祭はやれたらいいなと思っています。クラブ対抗でも、一般参加ありでもいいんですが、たとえばバレーボール大会とかドッジボール大会みたいなことができないかなと思うんです。
松本 二十歳ぐらいの人たちが真面目にドッジボールするって楽しそう。優勝チームに賞品を出せば、みんな本気になりますよ。
前田 いいじゃない。それ、企画になっているの?
田口 いいえ。まだ、私の頭の中だけの話ですが。
前田 ぜひ、具体的な企画にしてください。こういうことができるのが連合会なんですから。
松本 紫雲祭の時に行ったアンケートでも、体育祭をやりたいという意見は多かったんですよ。
藤澤 まずは今の大学の施設のキャパシティでできることから実現したいですね。
前田 学生課は全面的に協力してくれるようですよ(笑)。

 
 

新入生へのアドバイス「クラブ活動に参加しよう!」

 
 

藤澤 最近はクラブ活動に参加しない学生も増えているようです。
松本玲子さん山口 参加するのとしないのとでは、大学生活の楽しみ方が全く違います。合宿などでみんなで温泉に入って、その後、夜中まで先輩・後輩たちと語り合うなんていうすばらしい経験はクラブ活動以外ありえません。
田口 何をするにも友達や仲間は大事です。クラブ活動はその友達関係を濃いものにしてくれます。 大学時代の友達は一生の友って言いますが、表面的な付き合いだけでは一生の友はできません。
松本 本気で何でも言い合える仲間ってなかなかいませんよね。すごく大事だと思うんです。
佐藤 クラブ活動に参加しなければわからなかった楽しみってたくさんあるんです。ぜひそれを味わってください。
藤澤 就職のことを考えても、クラブ活動に入っている方が有利ですよ。企業が重視するコミュニケーション能力が養えるし、さらに役員などをやっていれば指導力もつきますしね。
田口 連合会はこれからいろいろなことを大学に提案して実現していきます。
 過去に先輩方が尽力してくれて、部室棟に飲み物の自動販売機を置いたり、体育館等施設の使用時間の延長を実現しました。連合会に引き継いでからも部室棟入口の休憩所の設置を実現しました。
 そんなふうに実現したいことがあれば、連合会で私たちと一緒に鶴見大学の歴史を創っていきましょう。
藤澤文有学生課長前田 先ほど、連合会の認知度がまだまだだというお話がありましたが、大学側からの認知度は高いんです。だから、これから学生委員会を通じていろいろなことができると思います。
 バックアップは惜しみませんので、どんどん活用してください。
 大学を学生にとって居心地のよい、楽しい環境にするのが学生委員会の役割なのですが、どこをどう改善すればいいかというのは言ってもらわないとわからないことも多いんです。
 一般の学生のみなさんも、意見、要望をどんどん連合会に伝えてください。連合会が学生の意見を集約してくれれば、私たちはできる限り実現できるように努力します。 何でも言ってきてください。みんなで楽しい大学にしましょう。
全員 ありがとうございました。

 

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