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鶴見大学が短期大学部の開学50周年、文学部の開学40周年、歯学部の開設30周年を記念して、平成11年4月から展開してきた開学記念事業が、本年3月をもって無事終了しました。
8年間の長きに及んだ今回の記念事業では、同窓生や学生及びそのご父母、教職員、全国の曹洞宗のご寺院など広く関係者の皆様に募金への協力をお願いし、募金件数3798件、募金総額3億8490万1981円のご寄附をいただきました。
その寄附金などを財源に、キャンパスのシンボルとなる大学記念館をはじめ、全館個室の女子学生寮や1号館のエレベーターが次々と完成。全学体育施設の整備も進みました。これにより本学の教育施設が一段と整備され、学生たちは充実したキャンパスライフを送っています。
開学記念事業のご報告とともに、募金にご協力してくださった皆様に心より感謝いたします。 |
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曹洞宗大本山總持寺は、686年前(西暦1321年)能登半島櫛比庄(現石川県輪島市門前町)に瑩山禅師様が開創されました。禅師様は宗風高く掲げられ、多くの門弟を育成され、その後、總持寺は、1万3千ヶ寺余の法系寺院を擁する本山として発展し、宗門の興隆と万民の済度につとめ、能登の地に570年の星霜を数えたのであります。
しかし、明治31年4月13日夜に出火し、七堂伽藍の多くを焼失してしまいました。明治38年、時の貫首石川素童禅師様は伽藍の復興のみでなく、文明開化の進む京浜地域にその寺基を移す大決断をされ、明治40年、總持寺は、ここ横浜の地に移転したのであります。そして、現在、鶴見が丘に偉容を誇る總持寺は、曹洞宗の大本山の役目ばかりでなく、開かれた禅苑として、社会に貢献しております。
さて、学校法人総持学園は、そのご開山禅師様の威徳を偲び、六百回大遠忌に当たる大正14年に開設され、現在、幼稚園、中学校、高等学校、短期大学、大学を有し、在籍者数4千5百名を数える、みなと横浜の歴史ある学園としてその名を広め、平成16年に創立80周年を迎えました。
大学・短大について見ますと、平成15年に短期大学部が開学50周年、大学文学部が40周年、歯学部が平成12年に開設30周年を各々迎え、現在、短期大学部は保育科・歯科衛生科・専攻科を、大学は文学部・歯学部・大学院を有しております。
このような中、總持寺の境内にキャンパスを置く本学の各施設も、長い年月を経て老朽化が進んだため、平成11年、開学記念の節目に際し、さらなる発展を期し、開学記念事業として、新たな校舎・施設等の建設を計画し、実行させていただいた次第であります。
これらの校舎・施設等の建設に当たっては、時代の最先端の技術を取り入れ、より社会の期待に添うべく検討を重ねさせていただきました。お蔭さまをもちまして、当初の目的を完遂できましたことは、皆々様のご厚情によるものと衷心より感謝申し上げます。
ご開山瑩山禅師様は、人人悉く道器であり、仏道を成ずるための弛まぬ努力はその道を極める可能性を大きくし、人間の完成に努力を惜しまないことをお示しになられました。その教えを体した本学園の建学の精神「大覚円成 報恩行持」の二大眼目が顕されるよう、今後も人間教育を実践し具現化することに精進し、教育の整備・充実に邁進する所存でございます。
ここに、本紙面をもちまして、ご支援をいただきました関係各位の皆様方に対しまして、感謝の意を表し厚く御礼を申し上げますとともに、今後とも本学園に絶大なるご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
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本学のはじまりは昭和28年に開学した鶴見女子短期大学でしたが、それから半世紀を迎えるとき、発展的に加わってきた文学部の40周年、歯学部の30周年も併せて記念して、有縁の方々からのご寄附もお願いして「開学記念事業」を行うことを考えはじめましたのは平成10年でした。記念事業に、旧本館B棟跡地の有効利用、女子学生寮の新築、1号館の改修、体育施設の整備という4つの大きな柱を作って、募金も5年間で15億円という大きな目標をかかげて平成11年から募金活動をはじめました。しかし、日本経済の直面していたデフレなどの影響もあって、募金の集まりが遅々としていたこと、事業の進捗もやや遅れ気味だったこともありましたので、事業期間を3年間延長して平成18年度末までといたしました。
おかげ様で予定した事業は着々と進行し、平成15年3月には女子学生寮が完成しました。それまでの4人部屋の寮から、ワンルームマンションタイプの個室100室を備えたものに大変身しました。平成15年度以降、故郷を離れた女子学生の生活と憩いの場となっています。
次いで、旧B棟跡地を中心に鶴見大学記念館建設と1号館の改修工事が並行して行われました。工事期間中は学生の皆さんをはじめ教職員の方々にも多大のご迷惑をおかけしましたが、平成16年8月両工事は竣工して、3つの事業は終了しました。
偶々この年は総持学園創立80周年にも当たりましたので、記念館の完成祝を兼ねて、学園80周年記念式典及び祝賀会を新築の記念ホール、食堂を使用して10月8日に挙行いたしました。前学長高崎直道先生はここまでの事業の進行を見とどけられて、同年11月末日をもって退任されました。記念館の食堂は總持寺の参道の緑が美しいと好評です。記念ホールのすばらしい設備も訪れる人々から賞賛されています。
残された事業は体育施設の整備でしたが、獅子ヶ谷グラウンドを硬式野球仕様のグラウンドに整備し、ロッカー室、管理室を付設させました。この事業も本事業の最終年度末である平成19年3月末日に竣工し、ここに開学記念事業はすべて終了ということになりました。
皆様からお寄せいただいたご寄附は総額3億8490万円余となり、本事業の遂行にあたって大きな力となりました。ご協力いただきました皆様に心からお礼申し上げ、併せて事業終了の報告とさせていただきます。
ありがとうございました。
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開学記念事業は、21世紀に飛躍する大学にふさわしい教育施設と環境づくりを目的とし、@大学記念館の新設A女子学生寮の建て替えB1号館エレベーター増設C全学体育施設の整備―の4つを柱に事業を展開。そのすべてが計画通り竣工しました。 |
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鶴見大学記念館 |
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500席の広い学食、多目的利用の記念ホールも |
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旧本館B棟の跡地を有効活用して建設され、平成16年8月に竣工。ほぼキャンパスの中央に位置し、地上3階・地下3階建て(延床面積約6700平方メートル)、前面が総ガラス張りのモダンな記念館は、文字通り鶴見大学のシンボルと言える。
1階には手狭で混雑がひどかった旧食堂に代わり、約500席のスぺースを持つ大学食堂が新設された。広々とした室内は、大きな窓ガラスから差し込む自然光にあふれ、明るく開放的な雰囲気の中で、ゆっくりと食事が楽しめる。 メニューも豊富で、厨房で作る「焼きたてパン」は特に好評だ。放課後はラウンジや学習室としても利用ができ、学生たちの憩いと交流の場になっている。
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地下2・3階には、約500人収容の記念ホールを新設。講演会や学会、大学祭(紫雲祭)、コンサートなど各種の催しがここで開かれ、多目的に利用されている。特に音響効果は素晴らしく、コンサートに最適のホールとして、音楽関係者の評価も高い。
記念ホールの2・3階には、4つの講堂(150人規模の教室)と8つのセミナー室があり、歯学部を中心に授業の場として活用されている。各教室にはパソコン用のジャックが完備。ノートパソコンを持参したり、インターネットを積極的に利用して、時代の先端を行く授業が行われている。
また、地下1階には、学生課と就職課を持つ学生厚生部が置かれている。ここには就職関連の資料がそろった就職情報コーナーや求人情報を閲覧できるラウンジ、学生が自由に利用できるパソコンを備えた0Aルーム、カウンセリングや就職相談、クラブなどに使用される談話室などが整い、常時、学生でにぎわっている。
記念館は屋上も開放されており、学生たちの憩いのスポットに。總持寺の緑をはじめ、晴れた日には遠く新宿の高層ビル群も望め、眺めは抜群だ。 |
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女子学生寮 |
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全館が個室、セキュリティーに万全を期す |
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開学記念事業のトップを切って、平成15年3月に完成。老朽化が著しかった旧寮を取り壊し、全面的に建て替えた。新しい学生寮は、鉄筋コンクリート造り3階建てで、定員は100人。キャンパスから徒歩で20分ほどの小高い住宅街の中にあり、周辺の環境は素晴らしい。
全館がワンルーム(約16平方メートル)の個室で、室内にはユニットバス・トイレのほか、ベッド、机、クローゼット、小型冷蔵庫、エアコンなどが完備。隣室の音も聞こえず、静かな環境の中で快適な学生生活が送れるよう、随所に細やかな配慮が施されている。
寮生にとって楽しみな食事は、朝夕2食付きで、味も量も栄養も満点。また女子寮のため、不審者の侵入防止などセキュリティーの確保には特に力を入れ、万全を期している。
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寮生活の素晴らしさの一つは、学部・学科の枠を超えた寮生同士の気軽なふれあいと交流にある。この利点を生かし、交流を活発にするため、寮内には数人が一緒に勉強したり、談笑ができるラウンジを設け、ピアノやパソコン、オーディオなども設置している。また芝生と四季折々の花が美しい中庭にもテーブルを置き、くつろぎと憩いの場としての利用を図っている。女子学生寮に入居できるのは、原則として遠方に在住の女子学生に限られ、在寮期間は2年だが、ワンルームマンション並みの快適生活が送れることから、人気は上々だ。 |
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全学体育施設の整備 |
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獅子ケ谷グラウンドを改修し、硬式の野球場に |
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師岡と獅子ケ谷の2つの総合グラウンドのうち、今回の事業では獅子ケ谷グラウンドの整備に最重点を置いた。
しかも、その主眼は硬式野球仕様のグラウンドに造り直すもので、平成18年夏に整備工事に着手。
工事は順調に進み、本年3月に硬式野球用の立派なグラウンドが完成し、4月28日に竣工式が盛大に催された。
完成した野球用グラウンドは、一部変形ながら、左右の両翼が約95メートルで、センターは120メートルほど。打球をグラウンド外へ出さないための背の高い防球ネットや一部夜間照明施設のほか、シャワー室やロッカールーム完備の管理棟も新設され、野球場としては堂々たるものだ。
この硬式野球用グラウンドは、芝生の十分な根づきを待ち、夏頃から本格利用を開始する。現在、神奈川大学野球リーグ(1部)で活躍中の硬式野球部(文学部)の他、硬式野球部(歯学部)、軟式野球部などの利用を予定している。 |
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1号館エレベーター増設 |
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20人乗りエレベーターの新設で、
館内移動がスムーズに |
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5階建ての1号館には、これまで6人乗りのエレベーターが設置されていたが、定員が少ないことから、学生や教職員の流れが狭い階段に集中し、館内移動がスムーズにいかなかった。
このため、1号館を改修して、新たに20人乗りの大型エレベーター1基を増設する事業に着手。鶴見大学記念館と同じ平成16年8月に竣工した。完成したエレベーターは、中から外が見えるシースルー形式。バリアフリーに配慮し、車いすなどでも安全に乗り降りができるようになっている。
エレベーターが2基に増えたことで、1号館の人の流れがスムーズになった。教室から教室への移動時間も短縮されて、学生たちの間では好評だ。 |
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