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若葉が目にしみる緑のキャンパス──。
鶴見大学・同短期大学部は今春、 |
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学長としての使命達成に全力 |
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──学長就任から2カ月が過ぎました。今の心境はいかがですか。 木村 毎日が多忙で、大変な仕事を引き受けてしまった、というのが正直な気持ちです。 ただ同時に、学内の事情もだいぶ分かってきましたし、学長として私に課せられた使命を精いっぱい全うしようとの思いも強くなっています。 今回の学長就任は、降って湧いたような話で、初めは戸惑い、悩みました。しかし私自身、教育・研究者として、ずっと大学でお世話になっており、また本学と関係の深い曹洞宗の宗門人の一人でもあります。そのようなわけで、鶴見大学との深い御縁を感じ、学長をお引き受けすることにしました。
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豊かな心育てる人間教育 |
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──鶴見大学に対しては、これまでどのような印象をお持ちでしたか。 木村 本学は文学部と歯学部、それに短期大学部の3つで構成されています。全国に大学・短大は数多くありますが、文・歯の二学部と短大を組み合わせた、このような形態の大学は極めて珍しいのではないでしょうか。 ──ところで、大学・短大を取り巻く環境は年々厳しさを加えています。一向に止まらない少子化の影響で、大学進学年齢の人口が減り続け、大学間のサバイバル競争が激化しています。本学もその例外ではありません。 木村 少子化の波をもろに受け、大学は“冬の時代”に突入したと言われています。このような時代に、ただ漫然と手をこまねき、従来からの路線を踏襲しているだけでは、大学として生き残っていくことさえ困難になるでしょう。 そこで鶴見大学としては、まず大学の置かれている現状をしっかりと認識する必要があります。そのうえで学部・学科の枠を超えて、全学が一つの和合体として力を合わせ、新たな魅力の創造のために知恵を出し合い、行動に移していく。それが何よりも大切なことと考えます。
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伝統や特色を生かし、 |
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──鶴見大学がめざす“新たな魅力”とはどのようなものでしょうか。 木村 例えば、本学の伝統や特色を生かし、うちの大学でしかできない「オンリーワン教育」の推進です。
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全学共通、誰でも受講できる |
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──大学の魅力づくりという点で、ほかにはどのようなことが考えられますか。 木村 授業の面でも、各学部・学科がそれぞれ魅力づくりに力を入れています。
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情報化時代だからこそ大切な |
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──話は変わりますが、木村学長は東京教育大学(現、筑波大学)の文学部で倫理学を専攻し、さらに東大の大学院でインド哲学を学ばれたそうですね。 木村 私は函館の寺の長男として育ち、大学進学を機に上京しました。学生生活を送ったのは、ちょうど60年安保から70年安保にかけての時期で、“政治の季節”と言われ、学生たちはキャンパスの中でも外でも、政治をはじめ様々な社会問題をテーマに、熱く語り合っていました。 ──現在、ライフワークにされている研究はどのようなものですか。 木村 仏教、あるいは広い意味の東洋哲学の中で、私が専門的に研究してきたのは「華厳思想」です。これは『華厳経』という、大乗仏教の経典を柱にした思想体系で、粗っぽく言えば、どうすればお釈迦様の悟りの世界に近づけるかを究めようとするものです。学長としての仕事が忙しく、研究は一休みですが、いずれ再開したいと思っています。 ──最後に、新学長として学生・教職員にメッセージを。 木村 学生の皆さんには、勉学やクラブ活動など本学でのキャンパスライフを謳歌し、自分の個性を磨いて、大きく豊かな人間として羽ばたけるようになって欲しい。また教職員の皆さんは、大学が直面している困難を直視し、その克服のために一致協力してほしいと切に望んでいます。 |
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