壱岐の島は玄界灘に浮かぶ人口3万人余りの島です。福岡市や佐賀県唐津市からフェリーや高速船で渡るのですが、長崎県に属します。視界がいい日には対馬が見えます。九州から離れるほど、海はどんどん透明度が増していきます。白く細かく柔らかい砂の遠浅の海岸は、海水浴や磯遊びにぴったりです。以前は夏になると海水浴客のために民宿が賑わっていましたが、九州からフェリーで2時間、高速船で1時間程の距離なので、最近はほとんど日帰りです。国定公園にも指定されていて、猿のかたちをした猿岩やイルカパークなど、海岸には見どころがたくさんあります。
 島の味覚もやはり海の幸です。タイや寒ブリ、サワラなど、知り合いからいただくことも多く、家庭で調理します。自分でも三枚下ろしはできます。近海物のマグロやサザエもおいしいです。お正月にはベランダに寒ブリが並びます。二、三日干すと、脂がよくのります。関東に来て、カワハギがこんなに高価だとびっくりしました。
 また、弥生時代の遺跡、原の辻遺跡は発掘調査の結果、『魏志倭人伝』に出て来る「一支国」の王都と特定されました。来年3月14日には、壱岐市立一支国博物館が開館し、壱岐の島の新しい見どころとなります。

 
 

写真提供/壱岐市観光協会

 

▲このページの最初に戻る